ぴよぴよ庵🎥シネパラ🎥

ぴよぴよ庵シネパラは、ぴよの洋画レビューのお部屋です。

ペンタゴン・ペーパーズ

こんにちは😃
ぴよです🐥

メリル・ストリープトム・ハンクス出演の『ペンタゴン・ペーパーズ』を観ました🎥
f:id:piyopiyo_An:20200125021511j:plain

《さらっとストーリー》
政府が隠し続けたベトナム戦争の裏事情を克明に記録した最高機密文書(ペンタゴン・ペーパーズ)が一人の職員によって持ち出されます。
やがて文書の一部はニューヨークタイムズによって2回にわたりスクープされますが、政府はタイムズ社に記事の差し止め命令を要請。
一方、株式公開へ向け岐路に立つワシントンポスト社は、起死回生のチャンスを狙う編集主管、ベン(トム・ハンクス)の叱咤により文書の入手に成功します。
しかし、タイムズ紙に差し止め命令が下れば掲載は法令違反となるため、その是非を巡り社内は大混乱。
これまでお飾りのように据えられていた社長キャサリン(メリル・ストリープ)に、決断の時が訪れます・・・。
報道とは?新聞とは?そして、正義とは?
報道の自由 vs 国家》の行方はいかに✨✨
f:id:piyopiyo_An:20200125021542j:plain


久々に見応えある社会派ドラマでした。
世界的にメディア不信と言われている昨今、日本では『マスゴミ』という言葉がもはや定着。
そんな今だからこそ、観ておくべき作品かもしれません。
政府とメディアという薄氷の関係は、時に妥協と忖度に翻弄され、そこに携わる人々の正義感は常に試されているわけです。

掲載を巡っての丁々発止は見事!
それぞれのキャストに丁寧な伏線を配しているから、鬼気迫る緊迫感を味わえますね。


立場上政府関係者に友人の多いポスト紙社主のキャサリンが、友情とジャーナリズムの板挟みで葛藤する場面や、心ならずも社主となってしまった自分の運命を語る場面は、メリルならではの繊細な表情が印象的。これも、さすがです!!
f:id:piyopiyo_An:20200125021951j:plain

大御所二人を上手く絡ませて、どちらの比重も偏らず、どちらにも人間味豊かな味を出させる。
こういうことを難無くやってのけるのがスピルバーグですかね😁
f:id:piyopiyo_An:20200125022210j:plain
この二人は今やハリウッドの大看板のようなもの。
上手いのはわかっているけど、だからこそ、下手なメガホンだと、その上手さに、もたれかかってしまう作品になってしまいがちです。
そうならないよう細心のバランスがとられているのがよくわかります。

ぴよはメリルの『ソフィーの選択』や『愛と悲しみの果て』などが大好きで、若かりし頃は、あの透き通るような美貌に憧れたもんです。
f:id:piyopiyo_An:20200125023346j:plain
今は貫禄たっぷりのおばあちゃんですが、やはり美しい!!
f:id:piyopiyo_An:20200125023639j:plain

最近のトム・ハンクスは刺激のある社会派に積極的な感じがしますね。
たまたまかな???
そろそろ昔のようにコテコテのコメディをたま〜に演ってほしいと思うのは私だけじゃないと思います。
だって、トム・ハンクスなんだもん😃
f:id:piyopiyo_An:20200125023408j:plain


最後までお読みいただきありがとうございました🐥🍀

では、また次の映画でお会いしましょう👋

こちらもよろしく~!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
piyopiyo-an.hatenablog.com

piyopiyo-an.hatenadiary.jp