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あなたの旅立ち、綴ります

こんにちは😃
ぴよです🐥

シャーリー・マクレーン & アマンダ・セイフライド 主演の『あなたの旅立ち、綴ります』を観ました💖
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《終活》という言葉が耳に慣れてきてどれくらいになるでしょう。
少子高齢化が急速に進む我が国では、終活は今や、生きる者、否、死んでいく者の使命(^◇^;)
そんな風潮さえ感じますね。

本作は、人生の終盤にさしかかった老婦人が、自分の訃報記事の執筆を若い女性記者に依頼することから、世代の違う二人が衝突しつつも尊重し合い、心を通わせていくというお話です✨

主演の二人は制作にも名を連ねているとのことで、シャーリー、アマンダ、どちらの世代からの鑑賞に対しても違和感なく心地良い仕上がりになっているのではないかと思います。
シャーリー・マクレーン、御年85際👏👏👏
キレも重みも未だ健在です😃
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シャーリー演じるハリエットは、大手広告会社の元社長。
男社会でのし上がったキャリアウーマンは、自分にも他人にもとっても厳しいのです( ´艸`)

アメリカでは、近年、自分の訃報記事を生前に書いておくことが多いようで、そういう社会背景から生まれた作品とも言えます。
訃報記事とは、概ね故人を讃える内容が定番なわけですが、何事も自分の手で納得のいくように行わなければ気が済まないハリエット。
それが、たとえ自分の訃報記事であろうとも、そこに手抜かりや嘘があってはダメなわけです。
ところが 、これまで周囲への威圧があまりに激しかったことから、取材先にと、アンに渡した相手はことごとくハリエットを嫌っていて「良い人」の記事が全く書けない🤣
『これじゃ、ダメじゃん!』ってことになって、急遽、『生前はスッごく良い人だったストーリー』を アマンダ演じるアンと一緒に作っていくという展開なんです。

二人の主人公が互いの人生を見つめ、少しずつ変化していく過程はとても素敵に描かれてました。
世代にギャップがあっても、アナログ音源が大好きと言う共通点が設定されてて、アナログ派の私には嬉しい限りだったこともあります。
アナログ音源の優しい響きが作品全体のトーンをとても柔らかくさせているように感じました。

それに加えてハリエットのキャリアが培った人生訓が台詞の端々にちりばめられていて、とても胸に響きます✨✨

『世の中はバカが多いけど、それを悟らせようなんて思わないこと』

『「良い一日を!」なんてダメ💦』
『本物の一日を!』
『意味のある一日を!』

『失敗しなさい。それがあなたを作るから』
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成功者とは、孤独と引き換えにその地位を築いてるわけです。
私も、これまで、いろんな人に出会ってきましたが、誰かに頼って、誰かのせいにして、尚且つ、安穏と生きているくせに、成功者を妬む人を見ると本当にイライラっとします(^◇^;)
かく言う私もハリエットのようなカッコいいおばあちゃんになるには、まだまだ自分に厳しくあらねばなりませんので、終活前にビシビシと己を鍛えよう!

改めて、そう感じさせてくれた映画でした!!(≧Д≦)


最後までお読みいただきありがとうございました🐥🍀

では、また次の映画でお会いしましょう👋

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