ぴよぴよ庵🎥シネパラ🎥

ぴよぴよ庵シネパラは、ぴよの洋画レビューのお部屋です。

バーニング・オーシャン

こんにちは。ぴよです🐥🍀

マーク・ウォルバーグ主演の『バーニング・オーシャン』を観ました🎥
f:id:piyopiyo_An:20200115081808j:plain
2010年に本当に起こったメキシコ湾の原油流出事故をモチーフに映画化した作品です。

この作品はなんと言っても火災シーンのド迫力が圧巻💥💥
アカデミー賞、視覚効果賞と音響編集賞にノミネートされただけあって大変見応えがあります🔥💥🔥💥
これは、やはりCG映像の妙ですね😃👏👏👏
じわじわっと危機が迫る演出もなかなかでした✨✨
f:id:piyopiyo_An:20200115074130j:plain

主演にマーク・ウォルバーグ。
脇をカート・ラッセルジョン・マルコヴィッチで固めてます。
マーク・ウォルバーグはどんどん良い役者になっていくなあっと感じました。
主演作品も多いですし、アクションもコメディもハートウォーミングも、優等生みたいにソツなくこなしてる感じですよね💮
f:id:piyopiyo_An:20200115074159j:plain

現場責任者にカート・ラッセルを起用したのは『バック・ドラフト』で、炎の男ってイメージがあるからかも😂
うん!このキャスティング、イイよね👌
f:id:piyopiyo_An:20200115074528j:plain

石油会社管理職をマルコヴィッチが演じることで営利主義の大企業と末端で命を懸けて働く男たちの軋轢がしっかり伝わってきました!!
相変わらず憎たらしい怪演はお見事😂
このキャスティングもgood😍✨✨
f:id:piyopiyo_An:20200115074943j:plain

こうしたパニック映画って、きっちりと人間模様を浮き出させていないと、どこか空虚感が残ってしまいがちです。
どうしても破壊シーンのボリュームだけが印象に残ってしまって、深みがなくなることもあります( ・_・;)

この作品に関しては、先に記した主要人物のキャスティングから、決してその部分をなおざりにしているワケではないのですが、若干、人物一人一人の描き方が雑だったかな???と、感じました。
これは、凄くもったいないかも( ・_・;)

欲を言えば、犠牲となった人たちのバックグラウンドをもう少し丁寧に描いてほしかった。
すると、エンディングの効果が、ぐっと上がったように感じました。
バランスって難しいです~(^◇^;)


大事故というのは、ほんの少しの気の緩みだったり、自己中心的な人の采配が引き起こすことが、往々にしてあるわけで、決して他人事ではなく、いつでも私たちはこうした危険と隣り合わせで生きているんですね。( ・_・;)

先日、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門作品賞を獲った『チェルノブイリ』はその典型的な例だと思います。
f:id:piyopiyo_An:20200115081216j:plain
実話ベースの作品は、当時のニュース映像などが回想されることもあり、その点だけでも恐怖心は増幅されるものですが、それに重みを持たせるのは、やはり心理描写だと思います。
人の心の描き方次第で奥深い作品になるかどうか別れるところですね🐥


往年の名作、『ポセイドン・アドベンチャー』や、実話ベースではありませんが『タワーリング・インフェルノ』といった作品がいかに人物の背景や心理描写に手を抜いていないかが、改めてよく解りました😃

f:id:piyopiyo_An:20200115083253j:plain
【ポセイドンアドベンチャー】 1972年 アメリカ  【監督】ロナルド・ニーム  【出演者】ジーン・ハックマンアーネスト・ボーグナイン

f:id:piyopiyo_An:20200115083304j:plain
タワーリング・インフェルノ 1974年 アメリカ  【監督】ジョン・ギラーミン  【出演者】スティーブ・マックイーンポール・ニューマン



最後までお読みいただきありがとうございました🐥🍀

では、また次の映画でお会いしましょう👋

こちらもよろしく~!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
piyopiyo-an.hatenablog.com

piyopiyo-an.hatenadiary.jp